超ISO企業研究会

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  5.5 責任、権限及びコミュニケーション
ISO9001:2000からTQMへの発展表     は、プラスの項目です
ISO9001:2000 TQM発展へのファースト・ステップ
5.5責任、権限及びコミュニケーション
5.5.1責任及び権限




■  トップマネジメントは、責任・権限を定め、組織全体に周知。
5.5責任、権限及びコミュニケーション
5.5.1責任及び権限

 
ポイント 5.  責任・権限のポイントへ

(1)  責任・権限、それらの相互関係を組織図、システムチェックリスト、職務権限表などに定める。
[1] 上記文書を社内WEBに掲載し、組織全体に周知する。
[2] Q(品質)だけでなく、C(コスト)、D(量、納期)に関する 顧客要求事項に対し配慮する。
5.5.2管理責任者

■トップマネジメントは、管理責任者を任命する。
■ 管理責任者は与えられている他の責任とかかわりなく以下の責任・権限をもつ。
a)  QMSに必要なプロセスの確立、実施、維持を確実にする。
b)  QMSの実施状況、改善の必要性の有無をトップマネジメントに報告する
c)  組織全体に、顧客要求事項に対する認識を高めさせる。
5.5.2管理責任者

(1)  管理層の中から管理責任者を「管理責任者任命書」などで任命し、周知する。
(2) 管理責任者に以下の責任・権限を与える。
a)  QMSのプロセスの確立、実施、維持を確実にする。
b)  QMSの実施状況と改善必要性の有無の報告をする。
c)  組織全体に顧客要求事項に対する認識を高める。
d)  QMSについて外部との連絡をとる。
(3) 品質会議が適宜開催され、QMSに関する審議と決定を行う。
(4) 会議体、プロジェクトチーム、QCサークルがよく機能。
(5) 品質管理活動への指導と改善