超ISO企業研究会

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Home *TQM9000への発展表
  4.2.4 記録の管理
ISO9001:2000からTQMへの発展表     は、プラスの項目です
ISO9001:2000 TQM発展へのファースト・ステップ
4.2.4記録の管理



■  記録は、
要求事項への適合及びQMSの効果的運用の証 拠を示すために作成し、維持する。
読みやすく、容易に識別可能、容易に検索可能。
記録の識別、保管、保護、検索、保管期間、廃棄に関して"文書化された手順"を確立する。
4.2.4 記録の管理
 
ポイント 3.  品質記録の取り方のポイントへ

(1)  「品質記録管理規定」などの手順を作成し、維持・管理する。
[1] 要求事項への適合、QMSの効果的運用の証拠を示すために必要となる記録を品質記録一覧表で明確にする。
[2] 品質記録管理の機能分担・責任者を明確にし周知徹底する。
(2) 以下の記録の管理手順を定める。
識別: 記録名、作成日などで識別し、記録の間には見出し付けを行い、ファイルの背表紙に見出しを付け、識別する。
保管: 保管責任者、保管場所を決め、管理する。
保護: 保管場所において、保管責任者が損傷・劣化しないように保護する。
検索: 検索が容易になるように、記録はファイルする。見出しをファイルの背表紙につける。記録の間には見出し付けを必要に応じて行う。
保管
期間:
保管開始日と保管期間を定める
廃棄: 廃棄する場合の承認者、機密保持扱いの要・不要を定める。
(3) Q(品質)だけでなく、C(コスト)、D(量、納期)に関する記録を配慮する。
(4) 品質記録の分析が、改善活動に活用される。