「品質記録管理規定」に、品質記録の識別、保管、保護、検索、保管機関、廃棄の手順を定め、記録を維持・管理します。
品質記録の取り方を効果的に実施するために、以下の事項を追加します。
社内イントラネットに「品質記録一覧表」を掲載し、記録作成に必要な帳票をクリックすると、その帳票がダウンロードできる機能を用意します。この機能を用いると品質記録の帳票がスピーディに検索でき、作成が可能となります。ここでは、全社様式の帳票を対象としますが、部門の様式などを含んでもよいでしょう。
品質記録を取る目的は、「要求事項への適合の証拠を示す、及び品質マネジメントシステムの効果的運用の証拠を示す」ことです。このため収集、保管などのコストを考慮し、取るべき品質記録、保管期間などを決めることが重要です。
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