超ISO企業研究会

これまでの活動

Home *TQM9000への発展表
  8.2.3 プロセスの監視及び測定
ISO9001:2000からTQMへの発展表     は、プラスの項目です
ISO9001:2000 TQM発展へのファースト・ステップ
8.2.3プロセスの監視及び測定




■  QMSのプロセスを適切な方法で監視し、適用可能な場合には測定する
プロセスが計画通りの結果を出せることを実証する方法であること
計画した結果が達成できない場合は、修正及び是正処置を適宜講じる
8.2.3プロセスの監視及び測定
 
ポイント 24.  プロセスの監視・測定のポイントへ

(1)  QMSのプロセスを適切な方法で監視し、適用可能な場合には測定する。監視、測定した結果を分析し、プロセスの改善が行われている。
(2) プロセスが計画通りの結果を出せることを実証する方法であること
a)  プロセス設計が行なわれ、目標レベル、評価の基準が明確化されている。
b)  プロセス設計では、製品品質のほかにC:コスト、D:納期、E環境への影響も評価されている。
c)  重要なプロセスはQC工程図で体系付けられている。
(3) 計画した結果が出せない場合は、修正及び是正処置を適宜講じる
a)  出せない原因の究明がQC手法を活用して、効果的に行われ改善に活用されている。
8.2.4製品の監視及び測定



■  製品要求事項が満たされていることを検証するため、製品特性を監視及び測定する
監視及び測定は、個別製品の実現の計画に従って実施する
合否判定基準適合の証拠を維持する
記録には、製品のリリースを許可した人を明記する
個別製品の実現計画すべてが完了するまでは、製品の出荷及びサービスの提供を行わない
当該の権限を有する者もしくは顧客が承認したときはこの限りではない
8.2.4製品の監視及び測定
 
ポイント 25.  製品の監視・測定のポイントへ

(1)  製品要求事項が満たされていることを検証するため、製品特性を監視及び測定する。
a)  監視測定すべき項目やその方法を有効に、かつ効果的・合理的に設計する。
b)  監視及び測定は、個別製品の実現の計画に従って実施する。
c)  測定結果は、QC手法を活用して分析され、前工程にフィードバックしたり、改善に生かす。特に、重要な製品特性については、継続して測定し、工程能力を把握する。
(2) 合否判定基準への適合の証拠を維持する。
a)  記録には、製品の次工程への引渡し又は出荷を許可する要員を明記する。
(3) 個別製品の実現の計画すべてが完了するまでは、製品の出荷及びサービスの提供を行なってはならない。(当該の権限を有する者もしくは顧客が承認したときはこの限りではない)