ISO9001:2000 |
TQM発展へのファースト・ステップ |
4.品質マネジメントシステム 4.1一般要求事項
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ISO9001に従って、QMSを確立、文書化、実施、維持し、有効性の継続的改善をする。 |
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(1)品質マネジメントシステム(QMS)を確立し、文書化し、実施し、維持する。QMSの有効性を継続的に改善する。 |
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■ |
次のことを行う。 |
a) |
QMSに必要なプロセスと組織への適用の明確化。 |
b) |
プロセスの順序・相互関係の明確化。 |
c) |
プロセスの運用、管理を効果的にするのに必要な判断基準及び方法の明確化。 |
d) |
プロセスの運用、監視を支援するのに必要な資源及び情報を利用可能にする。 |
e) |
プロセスを監視、測定、分析する。 |
f) |
プロセスが、 計画通りの結果を得、継続的改善を達成するのに必要な活動の実施。 |
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(2) |
QMSを実施するために全社的な推進体制の構築を行う。 |
a) |
プロセスを品質保証体系図、フロー図、ブロックダイアグラム、QC工程表などで明確にする。 |
b) |
プロセスはPDCAサイクルで記述する。 |
c) |
プロセスの中に検証・検査を位置つける。 |
d) |
資源(人、モノ、金)と情報を、事業計画書、品質計画書などで明確にする。 |
e) |
プロセスで設定した、検証・検査・監視・測定を実施、記録する。 |
f) |
マネジメントレビュー、内部監査などで、計画の達成、継続的改善を確認する。 未達成の計画については問題点の明確化を行い、次年度の課題とする。 |
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プロセスをISO9001の要求事項に従って運営管理する。 |
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(3) |
内部監査などで運営管理されていることを確認する。 |
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製品の適合性に影響を与えるプロセスをアウトソースする場合は、 |
・ |
管理を確実にする。 |
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管理についてQMSの中で明らかにする。 |
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(4) |
アウトソース(外注)するプロセスを品質保証体系図、フロー図、ブロックダイアグラム、QC工程表などで明確にし、その管理手順を購買プロセスなどで定める。 |
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(5) |
QMSにQ(品質)だけでなく、C(コスト)、D(量、納期) を追加する |
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