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手直し:これは不適合を取り除き、要求事項に適合させることです。 |
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修理:これは意図した用途には使えるように不適合部に何らかの処置をとることで、この場合、修理したあとどのような再検証、たとえば再検査などをどうするか明確にしておくことが必要です。修理は時間に追われて行うことが多いものですが、うっかり再検証をしないで後工程にリリースすることがないよう、仕組みをしっかり作っておきましょう。
修理は、正常な場合と異なる手順、たとえば手作業で行われる場合がありますので、再検査の条件をどのように決めるか、通常の場合と同じでよいか、より厳しいものにするかなど、慎重な検討が必要です。 |
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特別採用:顧客の要求事項の一部を満たさない場合に、顧客の承認を事前に得た上でリリースすることで、その承認を誰がどのように申請し確認するか、明確にすることが必要です。特別採用はその不適合が、顧客の使用に実用上問題ないと判断される軽い内容の場合に限るべきです。 |
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再格付け、廃却:この場合、誰がそれを行うべきか明確にし、確実に再格付けや廃棄処分が行われるようにして下さい。 |