活動報告 超ISOメンバーによるつぶやき 第12回 青木恒享
2016.10.30
事務局長の青木です。
本来黒子である私なのですが、このテーマだけはお鉢が回ってきてしまいました。
他の方のような味わい深いものにはなりませんが、お目通しいただければ幸いです。
私事になりますが、テクノファに入る前は金融業界におりました。
但し私の場合、優秀な方々がいるような金融の王道とは違う部署ばかりを歩いていたこともあり、標準化という概念は本当にお恥ずかしい話ですが、テクノファに入るまでは全くと言っても良いほど意識していませんでした。
5Sも全く知りませんでしたし、PDCAすら聞いたことがないような状況でした。よくもまあ、そのような状況で新卒から10年以上も仕事をしていたな、と思います。(自慢するようなことじゃないだろう!という声があちこちから飛んできますね(笑))
一応PDCAはその会社ではPlan Do Seeの概念を新入社員研修で叩き込まれ活用している状態でしたので、まあ同様と思えばよいのでしょうが、5Sの方は本当に全く縁がなく。
ある時、隣に座る先輩女性から、
「青木さんの机の上は、日中はひっちゃかめっちゃかだけど帰るときまでには何とか整理されているね」
と言われたことは未だに脳裏に焼き付いています。
そこから今がどれほどレベル向上したかは心もとない限りですが、昨年弊社のあるQMS講師と5Sの話に雑談が及んだ時、まざまざと自分の問題点を突き付けられた、という強烈な体験をしました。
そのこともあり、今年2017年は5Sが自分のテーマだ!
となっております。
昨年その講師と雑談をしたときの内容を再現しますと、
「青木さん、5Sの一番目は『整理』ですよね。整理とはどういう意味か説明できます?」
と聞かれ
「えっ~・・・、もにょもにょ・・・・・・・もにょもにょ・・・・・・」
と返答したわけです。すると間髪入れずに
「ダメじゃないですか、そんな説明しかできないんじゃ、やっぱり青木さん本質わかっていないでしょ!」
とグサッ、とやられてしまいました。
その講師からは
「整理とは、●●●●●●●●ですよ」
と非常に明解な説明。
「失礼しました。私がお粗末でした」
と言うしかない状況、という経験を数か月前にしたわけです。
●印のところにどのような言葉(というより文章)が入るかはあえて記しません。このメルマガをお読みの皆さまの方が熟達されておられる分野でしょうから、釈迦に説法はしたくないということでご容赦ください。
いずれにせよ、その講師のお蔭でとてもスッキリ頭の中で「整理」の意味を整理することができると共に、自分のデスクに戻ってやるべきことの明確化もすぐさまできました。
そう、自分の机の上での片付けです。
言い訳でしかありませんが、現在の仕事柄、前職の時とは比較にならないほど様々な資料が山積みになっています。
この山のこの辺にはあの資料があるよな、ということはわかっていても、平積み状態ですから日々の活用などとてもしている状況ではありません。
片付けるキャビネットは多少余裕がある状況ですので、5S上手の方であればさっさとそちらのキャビネットを活用しているでしょう。
いずれにせよ、片付け下手はインプットとアウトプットの量のバランスの問題です。
インプットの量を減らすか、アウトプットの量を増やさないと私のこの問題は解消しません。
となると、「整理とは何か?」
経営書を読むとあちこちで、経営者にとって大事なことは『「何をするか」を決めることではない。「何をしないか」を決めることだ。』
と書かれています。自宅に届くDM類は昔に比べかなり即断即決でパパッと捨てることができるようになりました。
それでも開封せずにおいてある時間がかなりあるので、来たその日に開封して整理しなければと思うことはや数か月。
そして問題は、仕事における情報整理です。
どなたかプロの方がいらっしゃいませんか。個人教授をしてもらうと良いかなと思っています。コンマリさんの本は一応数か月前ですけど読んではいるのですが・・・・。
取りとめのない話にお付き合いいただき有難うございました。
青木のつぶやきはここまでとさせていただきます。
【追伸】
皆様に御礼!!です。
一部の方はきっとご購入頂いたのだと思っているのですが、一昨年私自身が電子書籍として出版した、
「ストーリーでわかる 伸びるビジネスマンのための新!ISO活用術」
https://www.amazon.co.jp/dp/B018CNNKQM/
が先日、細かいアマゾン電子書籍ジャンルの中の「組織開発」分野で、ついに 『ランキング1位』 になることができました。多くの皆さまにご購読頂いたお蔭です。
この場を借りて御礼申し上げます。有難うございます。
電子書籍で出版後1年以上も売れているというのは本当に有難いことです。
但し、ランキングは刻々と変わります。このメルマガ配信時には陥落しているかもしれません。その時はご愛嬌、ということでご容赦ください(笑)